スポーツ障害 (反応点治療研究会症例集)

ねんざや打撲、肩,肘、膝の関節障害、腰痛、野球肘やテニス肘などの痛み、コンディショニング: このブログは原因を根本から追求する反応点治療研究会がスポーツをテーマに東洋医学の鍼灸治療(しんきゅう、はりきゅう)の症例を紹介します。右下のリンクもご覧下さい。

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首の痛み・可動域制限に苦しむ患者さん


症例 70歳 女性

初来院日の4日前に、趣味である社交ダンスの最中、左頚部に若干の痛みを感じたが、その日はそのまま異変もなく過ごした。次の日の朝、頚部を左回旋時、背屈時に左頚部痛が起こるようになり、その状態が治まらないということで来院された。尚、スポーツクラブで水泳も行っているが、平泳ぎでの息継ぎの際に頚部後面に痛みを感じるとのことだった。

初診
頚部可動域の確認をしたところ、右回旋は正常。左回旋は、約30°の位置で痛みを伴い回旋困難。背屈は痛みを伴うが可動域は正常。仰向けでの触診では、鼻・咽喉・内耳の強い反応を確認。左右側頭部・左右の頚部側面にも反応点を確認。各反応点を治療。うつ伏せでは、後頸部(後髪際)・僧帽筋上部・肩甲骨内側(菱形筋)の強い反応を確認し、各々の反応点を治療した。
治療後、可動域を確認したところ、左回旋は約50°可能になったが、回旋時、背屈時共に、痛みは残った。

2回目(初診から3日後)
左回旋は約50°まで可能。前回治療後に確認したときの状態を保つことができていた。痛みは軽減しているが、動かしたときのつっぱり感があるとのこと。初診時同様に治療。鼻の反応が改善しにくく、眉間部分にお灸を加えた。治療後、左回旋がほぼ正常範囲可能となったが、つっぱり感が残った。

3回目(2回目から3日後)
昨日、水泳で平泳ぎの際、息継ぎ時の痛みが全くなく、気持ちよく泳げたとのこと。左回旋も正常のまま保っていた。背屈時の痛みも消失。鼻の反応も改善。今回の治療で、継続しての治療を終えた。

治療の経過と感じたこと(感想)
社交ダンス歴15年。水泳に至っては20年ほど続けている今回の患者。特別変わったことを行っていないのに、何故に頚部が痛くなったのか?と考えると、鼻、喉の反応点が重要だと考えられた。呼吸器などの炎症が自律神経反射を介して頚や肩の特定の筋肉を緊張させたと考えられる。傷ついた筋肉のみを治療することも重要だが、その根本原因を探り、治療することは更に重要だと痛感。そして患者の痛みの訴え方には個人差があるため、関節可動域の改善を指標に治療を進めることで、治療効果を客観的に見ることができたと考えている。同時に反応点治療により根本原因を治療することが体調管理に役立ったと感じられた。
反応点治療研究会
吉田和平
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| かずひら鍼灸院 吉田和平  | 16:39 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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